狭い

記録のため某所で書いていたものをここにまとめることにする。
とりあえず夢をみた日付で過去のものをまとめる。
これはなんとなく起きた後こわいなーと思った夢。そのとき横で寝ていたダンナは金縛りにあっていたらしい。

誰かに追われて薄暗い高架下の商店街みたいなところを逃げている。
その途中で「バプテスト粥一教会 クワイヤー募集」という張り紙を見る。その書体がなんともいえず格好いい。宮沢賢治+ストイック+薔薇十字というかな感じ。早速アイフォンのカメラで撮った後、矢印の方向にある入り口に向かう。
それは正面から見ると小さな灯台の形をしている。すすけた看板にまた大きく筆文字で「彌一教会」と書いてある。「粥」じゃなくて「彌」だったのか…「やいち」か?でももう一度見ると「粥」のようでもあり、なぜかその文字が読み取れない。そしてその名前をどこかで見たようで気になってしょうがない。しばらくぼうっと眺めていると、右手から黒い神父服を着た小さな人が走ってきて中に入っていく。あの人が粥一か彌一だなと確信する。
近くにいたチケット(となりが映画館なのか?)のもぎりのお姉さんに「ここはなんですか?」と聞くと「教会だけど中がお店になっててかわいいものとか売ってます。そのかわりものすごく狭くてギリギリ身体の幅くらいしか通れないところがあって、奥の教会まで入るには結構根性がいります」とか言われる。(さっきのあの人サイズの教会なんだ…しかし私閉所恐怖症だしな)と思いつつも、おねえさんがせっかく紹介してくれたのでとにかく中に入らなければと妙に義理がたい自分。とりあえず入り口に頭をつっこんでみるが、めちゃくちゃ狭くて苦しい。なんとか通って先に進むと最初の間は小さな雑貨がいろいろ置いてある。いつの時代かわからないけど古くてちまちましたかわいいものがいっぱい。欲しいなと思うんだけど、買うためにはまた奥に入っていかなくてはいけない。
次の間にいく階段(これもものすごく狭い)の途中にこの先の見取り図とその通り方のコツ?みたいな絵が貼ってある。身体が動かせないので、顔だけ横にして見る。他はイラストなのになぜか顔の部分だけさっきの小さい人の写真。なんか意味不明で怖い。というか絶対普通に考えたら通れない部分がある。あーもうすごい息苦しい。こんなことなら棺桶に入った方がましだとつぶやく。息苦しいまま目が覚めた。終わり